2009/10 Chelsea 予想図
カルロ・アンチェロッティ監督を迎えた今シーズン。
久しぶりに大盤振る舞いがあるのでは?と噂されながら,
今のところは静観を保っている風があります。
果たしてどんなチームを作り上げるのか?
昨シーズンまでの顔ぶれと,アンチェロッティ監督の好むフォーメーションを
併せて考えてみると,現在のチームでも意外にはまる感じを抱きます。
フォーメーションはMilan時代のFW不足による苦肉の策であった
4-3-2-1のクリスマスツリー型ではなく,
今回は本来の4-4-2ダイヤモンド型を選択するのではと。
そしてアンチェロッティ監督に欠かせないのが創造性のある中盤の指揮者と,
得点力のあるトップ下,そしてMilanでは叶えられなかった長身のFW。
中盤の指揮者はここにきてPirloの獲得が黄色信号ですので,
誰に委ねる事になるのか。
Decoが移籍しなければ,ひょっとして?の可能性もありますが。
昨シーズン終わり頃はBallackも勤めていたので,可能性としてはありますね。
Mikelがさらに成長して行ければ問題ないとも思うのですが。
トップ下に関しては,得点力のあるトップ下には事欠かないチェルシー。
Lamperdをはじめとして,Ballackでも問題なくつとめることができます。
創造性という意味では,J.Coleも担当できるかもしれません。
他のポジションでは...
サイドバックは攻撃性が求められると思われます。
Milan時代も一貫してサイドアタックはサイドバックが担当してきたことを考えると,
A. Cole とBosingwaの両翼は問題ないのかなと。
右は過去にCafuを長く使ったことを考えると,Belettiにも活躍の機会はありそうな。
左の控えはZhirkovであれば問題ないでしょう。
A.Coleにもポジション争いによる刺激効果もありますし。
センターバックはTerryを軸に,どうなるかですね。
CarvalhoがDecoとともにInter行きの噂が根強いですので「柔らかい」DF,
ポジショニングに優れた相方が欲しいところ。
Burdisso獲得も黄色信号なので,今後の展開が楽しみです。
ミッドフィルダーは現状でもいい選手がそろっています。
懸案は中盤の底,そしてEssienのバックアッパーでしょうか。
Maloudaが契約延長しましたが,彼はSeedorf ではないので,
もしかしたらダイヤモンド型では無くなる可能性もありますね。
そしてZhirkovもからんでくるのか?
ここも今後の移籍の展開次第で,どうなるか楽しみです。
フォワードに関しては,かなりの頭数がそろっています。
おそらくこのフォーメーションならば,懸案だったDrogbaとAnelkaの共存にも
問題なく,Ancelottiの理想とする形に近いのではないかと思います。
ただPatoを欲しがっていた事を考えると,
セカンドトップとしてはAnelkaをみていない可能性も。
それならばVillaを欲しがるのもわかるような。
ただ今のままでもKalouがいますので,
彼がオランダ時代のような伸び伸びとしたプレーができるまでに成長すれば,
セカンドトップもできるのではないかと思います。
さてさて,静かなだけに動くのが待ちきれないチェルシーの補強。
ニュースから目が離せません。
Chelsea
Villa?Pato?(Anelka) (Kalou) | Drogba (Sturridge) | ||
Lampard (Ballack) | |||
Malouda (J.Cole)(Deco) | Essien | ||
Pirlo? (Ballack) (Mikel) | |||
A.Cole (Zhirkov?) | Bosingwa (Belleti) | ||
Terry (Carvalho) | Burdisso? (Alex)(Ivanovic) | ||
Čech (Turnbull) |
0 Responses to "2009/10 Chelsea 予想図"
コメントを投稿